チサンマンション北沢

利便性と落ち着きが共存するまち、北沢

今回の住まいは、池ノ上駅をはじめ、東北沢や下北沢駅の計３駅が利用可能である便利な好立地。
サブカルチャー街といわれる下北沢駅近くに位置しながらも、そのにぎやかさを忘れてしまうほどの閑静な住宅街が広がるこの場所で、お出かけする愉しみも、静かな住環境も手にいれることができます。
また物件から４分歩くと見えてくるのは、2021年小田急線の線路跡地に誕生した個店街「reload」。路面分棟式の商業空間には個性豊かなテナントが揃っており、下北らしい人と人との距離感と、新しいカルチャーを感じながら、まるで路地を散策しているような楽しさを味わえるスポットです。

池ノ上・東北沢・下北沢、3駅利用可能なチサンマンション北沢

井の頭線「池ノ上」駅から閑静な住宅地をまっすぐ進むと、徒歩5分で「チサンマンション北沢」に到着。
1971年に竣工した総戸数37戸のマンションで、2021年に大規模修繕工事が実施されております。同じ年に、玄関ドア改修工事、窓サッシ更新工事も実施。窓はペアガラスに更新されているため、見た目が綺麗であるだけなく、断熱性や遮音性も向上しております。

企画・設計時に大切にしたこと

友人や同僚と街中で過ごすアクティブな時間も、この住まいで趣味を満喫するお籠り時間も、心を癒すひとときになるよう企画しました。
小上がりスペースは、この住まいならではの緑が豊かな専用庭を活かした、庭とリビングをつなぐ中間領域です。ひとつながりの空間でありつつも、床の段差と素材の切り替えをヒントに居場所が生まれ、思い思いに過ごせる住まいのご提案です。

専用庭の緑まで視線が抜ける、約16帖のLDK

廊下から一歩入ると、専用庭の緑まで視線が抜ける約16帖のLDK。
部屋の半分以上を占めるLDKは、入り口にはカーテンで目隠し可能なWICと収納スペース、専用庭側は小上がりとして仕上げました。天高が確保されていることや、専用庭へ視線が抜けることにより、面積以上の開放的な空間です。
リビングの壁一面にはピクチャーレールを設けているため、お気に入りのポスターやテキスタイルを吊るして飾ることができます。

庭とリビングをつなぐ中間領域、小上がりスペース

小上がりスペースは、室内でありながら、専用庭とリビングをつなぐ中間領域のような居場所に仕上げました。
床にはレンガらしさを感じるタイルを選定。タイル1枚ごとに異なる風合いを持つ、趣ある素材です。
小上がりと掃き出し窓の間に約30㎝ほど空間を設け、縁側のように庭向きで腰を掛けられるように計画。
カーテンボックスには、調光可能な間接照明を仕込んでいます。布が優しく照らされ、昼と夜で異なる雰囲気を楽しむことができます。

ガラス引き戸でつながる、リビングインの個室

リビングインの個室は約3.2帖。クイーンサイズベッドも配置できる幅を確保しています。
入口には、透明ガラスの引き戸を採用。引き戸の内側にカーテンレールも設置しており、暮らし方や用途に合わせて、LDと繋げることも、視線を遮ることも可能です。
メインの収納は個室に紐づけず、洗面室から近いLDの入り口にWIC等を配置。効率的な生活導線と、すっきり過ごせる個室に仕上げました。