デュオ・スカーラ市ヶ谷

四季折々の風景を楽しめる都心で暮らすー市ヶ谷＆四ツ谷

市ヶ谷は、JR総武線ほか東京メトロ有楽町線・南北線・都営地下鉄新宿線の計4路線が通っており、さまざまな場所へスムーズに行ける利便性の高い駅。
総武線沿いには神田川が流れ、両岸に桜並木が続いているので開花の時期には桜トンネルを散策することができます。四季折々の風景を楽しめる都心で暮らす毎日は、このうえない贅沢さがあります。そして隣の四ツ谷には、駅前の飲食店街「しんみち通り」や細い路地に粋なお店がひしめく魅惑の飲食街 “荒木町”などの和洋中様々に魅力的な街です。

市ヶ谷駅徒歩4分、2003年築、外堀を眺めるマンション

新宿区市谷本村町に建つデュオ・スカーラ市ヶ谷は、2003年築、総戸数47戸、14階建て、新耐震基準のマンションです。外観は重厚感のあるタイル貼り。エントランスとエレベーターにオートロックを二重に備えています。

企画・設計時に大切にしたこと

今回のお部屋は、5階の南向き住戸で、都心ながらも神田川と外濠の桜の木々の借景を楽しめる住環境です。そんな約35㎡1roomの空間の中で、手触りのよい質感と機能性のどちらも大切にした素材選びと空間のトーン、家具レイアウトの多様性をうむ「あえて小上がりのあるプラン」にリノベーションをするとともに、一台二役三役を担うインテリアまで含めて、住まい手にとって小さい部屋でも心地よい暮らしを叶えられるための工夫を散りばめました。

手触りのよい質感と機能性のどちらも大切にした生活の器

南西向きの窓から外濠の緑を望む、約14.1帖のLDK＋寝室として生活の中心ともいえる空間を、手触りの良い質感と機能性のどちらも大切に素材・設備選びを行いました。
より心地よく、ここで過ごす時間を引き立ててくれる上質な生活の器のように設えました。

家具レイアウトの多様性をうむ20cmの小上がりスペース

部屋のおよそ半分、窓側のスペースに小上がりをあえて設けました。
床座と椅子座の過ごし方が共存でき、畳とフローリング、ベッドと布団など、どちらのパターンも楽しめる設えだからこそ、自分にとって心地よいと思える過ごし方を見つけるきっかけとなるのではないかと考えています。
約200㎜の段差として小上がりとしてはすこし低めにすることで、20cm＋αの高さで使い方の可能性を広げる過ごし方の提案です。
現地にある、造作の小さい丸テーブルや飾り台は、植物を愛でたり、サイドテーブルのような使い方を想定しています。

一台二役三役を担うインテリア

中心にある丸テーブルは、VuildのEmarfというサービスで今回の部屋にあわせて造作しました。
ソファからの椅子座でも、小上がり側の床座でもちょうどよい座面の高さのため、在宅ワークや食事・くつろぐ時間など、多用途に使うシーンを想定できます。
ゆったりとした奥行き100cmのあるシアトルソファ（REAL style）は、「布団と枕」の心地よさからそのままくつろぐデイベッドにも、綿布団を小上がりにおろして複数人で集い、くつろぐこともできます。